英語はローマ字読みで良いか?
結論から言うと、ローマ字読みで英語を読んではダメです。
ローマ字読みを学んでしまうと、その読みかたの癖が抜けずに、その癖を英語に転換してしまうケースがあります。
前回お伝えしましたが、ローマ字読みはほとんどが子音+母音のペア構成されているので、単語の最後の音が母音になります。
例えば、「サラダ」という単語を見てみましょう。
「サ・ラ・ダ」
これをアルファベット表記すると、”Sa La Da”
さらだは英語で “Salad”、最後の音は “d” 子音で終わっています。
ローマ字読み”Salada” の最後の音 “a” 母音は入っていません。
ですので、正確に発音すると、「サレッド」
“d” で終わるので、「ド」です。フォニックスの “d” = 「ド」です。
ローマ字読みの “Da” =「ダ」ではないのです。
「トースト」を見てみましょう。
「ト・オ・ス・ト」
これをアルファベット表記すると、”To O Su To”
トーストは英語で “Toast”、最後の音は “t” 子音で終わっています。
ローマ字読み”Toosuto” の最後の音 “o” 母音は入っていません。
ですので、正確に発音すると、「トォゥストゥッ」
“t” で終わるので、「トゥッ」です。フォニックスの “t” = 「トゥッ」です。
ローマ字読みの “To” =「ト」にはなりません。
このようにカタカナ英語を英会話で使うときは、最後の母音を取って発音するケースが良くあるので、そのまま使わないで、正確な綴りを確認して発音を矯正するように注意しましょう。