「流暢な英会話」を話すコツ
英会話を自然な流れで話すにはコツがあります。
英語がネイティブなアメリカ人やイギリス人が話す英語をよく聞いていると、
独特の話し方があることに気づきます。
例えば、My name is Collins. (私の名前はコリンズです)というとします。
これを、そのまま読むと、
「マイ・ネイム・イズ・コリンズ」となります。
しかし、ネイティブな人の話し方を聞いていると、
「マイ・ネェ~ム・イズ・カァ~リンズ」となります。
この、 「ネェ~ム」と「カァ~リンズ」に注目してください。
独特なイントネーションで伸ばしています。
英語は、このように文の中に伸して発音する単語が必ず出てきます。
上の文では、「ネェ~ム」と「カァ~リンズ」の2か所を伸ばして発音しています。
伸ばすことで、文全体のバランスを取っているのです。
このため、アメリカ人やイギリス人が日本語を話すときに同じイントネーションで話します。
「わた~しの、なま~えは、カァ~リンズで~す」
この一部の単語を伸ばしてバランスをとるリズムを、「強勢拍リズム」(Stressed Rhythm)と言い、英語の独特なリズムなのです。
日本語には、このような強弱の付け方はなく、平たんに発音します。
そのため、このリズムの取り方で英会話を話すことが日本人には難しいのです。
英会話を流暢に話す「コツ」は、この英語独特のリズムを使って話すことです。
このリズムをマスターするためには、まずは映画やドラマの一部の英語を耳で聞いて、同時にそのまま同じことを話してみる練習をしてみましょう。
始めのうちは、一語一句正確に発音矯正するのは難しいかもしれないので、鼻歌でまねをしてみましょう。
例えば、「マイ・ネェ~ム・イズ・カァ~リンズ」
でしたら、「フン・フ~ン・フン・フ~フンフ」とこんな感じでまねをしてみましょう。
大事なことは、英語の独特なイントネーションに慣れることなのです。
鼻歌に慣れてきたら、徐々に単語を発音してみましょう。
このように、リズムとイントネーションを意識することで、英語を話すときの自然な流暢さを取り入れることができます。
ぜひ試してみてください。